629 少女と少女が手を繋ぐこと
授業のレポートでウテナを取り上げることに決めた。
正直無茶だったかな、と思ってる。ジェンダー目線で見るウテナなんて何千何万回論じられてきたものだし、所詮アニメだと先生は思うかもしれない。成績評価の多くを占めるレポートに好きなアニメを持ち込むなんて舐めすぎ?
参考文献としてBluRayBOX小冊子と図書館にある「ユリイカ 幾原邦彦特集」を。
ユリイカという雑誌、今回初めて触れてみたんだけど凄いの。各巻特集が組んであって、その特集に沿った論文なんかを載せてるっぽい。
作品考察なんかを楽しみにしてる私にはたまらない雑誌。こんなものがあるなんて知らなかったなあ。
この「ユリイカ 幾原邦彦特集」に、「ハヤテのごとく!」作者の畑健二郎先生が描いたウテナとアンシーが掲載されていて息が止まるかと思った。先生こんな所に……?!?!?!
ハヤテはウテナに大きな影響を受けて描かれた作品なのよね。ヒナギクがウテナに少し似てるのも、話タイトルが決闘曲の曲名だったりするのも、そういう影響のせいかも。
さあまあどういう視点でウテナを見ていくのかとか、文献は足りてるのかとか、様々不安点はあるけれど、せっかく好きなものでレポートを書くんだから楽しんでやっていきたい。がんばろう。
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