一日の切り目

上手く言葉にできないけれど、20年間思っていることがある。

一日の切り目ってのがあるんだろうな、ということ。

ミシン目のように、もしくはツギハギのように、今日と明日の間にはそんな隙間がある。今日から明日にいくには、ガタッとその隙間を飛び越えて切り替えていくしかない。
切り替えは寝ている間に起こっているから、気づかない。だけどそういうのがあるって思ってた。

あるのかないのか証明するのは簡単。オールすればいい。寝ずに夜を明かせばいい。
でも、私は課題をちゃんとやる人だったから課題に押されてのオールはしなかったし、理由もなく生活リズムを狂わせるのも癪だと思った。

ここまで来たら、私はその隙間をずっと信じていよう。証明せずに言い張れる自分であろう、と思った。生涯オールはしない。隙間の存在を、サンタクロースのようにするために。

で、今日5時まで友人と話していて夜を超えそうになった。あぶなーい。一応、5時から7時半までは眠ったけど、5時から7時半までには隙間がないことはもう知ってることなので、まぁ、そういうことになる。

円滑に、従順に、ごく当たり前のように、今日と明日は繋がっている。
ただそれだけの事だった。
そういう話です。

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