830 主流秩序
集中講義、始まったよーーー!
1日四限×4日。全15コマ。
一日中同じ先生の顔を見ながら授業受けるなんて小学生ぶりじゃない?
ぶっ通しだから集中力の限界が来て疲れるって面もあるけど、同じことだけを考えられるから深い学びができるって面もあるよね。
科目は「男性学・女性学」
ジェンダー科目です。
事前に読んだ本を元に話は進んでいく。
今日のキーワードは「主流秩序」。
背が高い方が優れている。
収入は高い方がいい。
田舎より都会の方がいい。
勉強はできた方がいい。
女の子は可愛くないと。
こういう、世間に蔓延った、しかし実はなんの根拠もない秩序のことを、「主流秩序」っていう。
主流秩序の世界では、常に勝者と敗者が存在する。
背が高い方が優れているとするなら、その裏では「背が低い方は劣っている」と言っているようなものだし、
田舎より都会、というのはやはり田舎は都会より劣っていると言っているようなもの。
私たちに知らずのうちに巻きついた「普通」の形。
普通を疑える眼鏡をかけてみるところから始めるのだと。
言われてみれば私にも主流秩序は染み付いてる。
染み付いてるから、ちょっとやそっとじゃ拭えない。
でも、拭う。
拭うためにこの授業を受けてるんだから。
さらざんまい完走した!
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