84 トーキョー・ジャンヌダルク

石崎洋司作『トーキョー・ジャンヌダルク』。

前作『チェーンメール』に虜になってから4年。やっと物語にの続きに触れることができた。

あの時わき役だった女の子たちが主役のお話。「ふつう」の女の子が「魔法」にかかってもがく、「わかってもらえなさ」の話。

石崎先生の描く少年少女はいつも強い。

わかってほしい、なんて思わないんだ。

あんたの理解なんかなくたって、あたしは生きていける。

彼女たちは今という一瞬を最大限にきらめくために、走り、叫び、飛ぶ。


あたしもこんな小説が書きたい。

分かってもらえなくていい。これが私の世界なんだと、きらめく少年少女を、その未完成な感情を。



こちらも鑑賞。好き。詳細感想はまた別記事で。



こちらも。別記事で。



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